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転職エージェントとの面談の内容と答え方 担当者を本気にさせるには

 

さて、前回の記事で転職エージェントへの登録後のキャリアアドバイザーとの面談の際の流れと必要な持ち物、服装など事務的な内容をご紹介しました。

 

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今回は、面談の中でキャリアアドバイザーと話す時、どんな受け答えをすればよいか、をご紹介したいと思います。

 

 

上記の記事のおさらいになりますが、面談の流れは以下のようになります。

 

転職エージェント面談の流れ

1.キャリアアドバイザーの自己紹介、個人情報取扱い説明(同意確認)
2.転職理由のヒアリング
3.経験業務・経歴の確認
4.希望条件のヒアリング
5.転職のスケジュール確認
6.転職先業界の選定
7.応募候補企業の選定
8.今後のサポートや進め方について確認

 

面談の目的

キャリアアドバイザーとの面談を受ける前に確認しておきたいのは、面談を行う目的は何か、ということです。転職者側であるあなたとキャリアアドバイザー側の両方から、考えてみます。

【キャリアアドバイザー】

キャリアアドバイザー側の面談の目的は、あなたの転職理由や経歴、スキル、人間性、転職に対する熱量などを確認し、企業に推薦して内定を取れそうな人物であるかどうかを見極めることです。

 

つまり、ここでキャリアアドバイザー側は、あなたから提供された情報を基に、あなたの転職市場における市場価値を見定めることになります。

キャリアアドバイザーは企業に人材を紹介し、入社までこぎつけて売上を獲得しなければなりませんから、ここで『企業に紹介するとトラブルになりそう』とか、『転職を決断できず、ぐずぐず引き伸ばしそうだから売上にならなさそう』のような判断をされてしまうと、ぞんざいな扱いにされてしまう可能性があるということです。

ですから、キャリアアドバイザーは応募企業の人ではないにしても、社会人として常識をわきまえた対応をしなければなりませんし、アピールポイントはきちんと伝える必要があります。

 

また、面談で転職への熱量について尋ねられたら「良い求人があればすぐにでも」と答えてください。キャリアアドバイザーはあなただけでなく、数多の転職者を担当しています。ここで「具体的には考えていないけどそのうち…」のような答え方をしてしまうと、優先順位を下げられてしまいます。

 

【転職者】

転職者側であるあなたの面談の目的は、あなたの転職理由や経歴、スキル、転職への熱量をアピールし、キャリアアドバイザー側に『この人を支援したい』『この人は熱量が高いので売上が取れそうだ』と印象づけることです。具体的には、次のような転職者には、一定のサポートをしたいと考えます。

 

・社会人としての常識を備えている

・転職理由が前向きである(仕事に対して後ろ向きだと思わせない)

・向こう半年~1年以内の転職を考えている(転職への意欲が高い)

 

いかがでしょうか?ハードル高くはないですよね。転職を検討する人なら普通に持ち合わせている要素です。他にも、

 

・現職の年収が500-600万以上あり、更なる年収アップを望んでいる

・多くの企業が欲しがる経歴やスキルを持っている

 

など、より有利になるポイントもありますが、これは極々限られた人しか当てはまらないので、そう気にする必要はありません。

 

この最初の面談で、キャリアアドバイザーに『手厚くサポートして、短い期間で良い企業に入社してもらおう』と思ってもらえれば、あなたの転職活動は有利に運ぶ可能性がぐっと高くなります。これを意識した上で面談に臨んでくださいね。

 

面談にあたっての準備

それでは、キャリアアドバイザーの本気を引き出すために、面談前に準備しておくこと・検討しておくことをご紹介します。

用意しておくもの

【職務経歴書】

この時点では下書きレベルで問題ありません。応募企業に提出する際には、依頼をすればキャリアアドバイザーが添削してくれます。

検討しておくべきこと

【転職理由】

論理的に説明できるようにしてください。完璧な説明ができなくても良いですし、面接用にどう作り込むかはキャリアアドバイザーが一緒に検討してくれますので、ストレートに答えてください。

【希望年収】

面接でも必ず聞かれることですので、自分の中で具体的な金額を決めてください。あなたの客観的な市場価値に対して希望額が高い場合はキャリアアドバイザーが指摘してくれます。

【やりたい仕事と将来のキャリア目標】

転職先でどんな仕事をしたいのか、少し難しいかも知れませんが、合わせて将来のキャリアイメージをぼんやりとでも描いた上で話しておくと、それを踏まえた上でアドバイスをくれたり、求人を紹介してくれたりするので、スムーズに活動を進めることができます。

【勤務スタイル】

勤務時間、勤務場所、休日数についても、まずは理想を伝えてください。なにかの理由でそれは難しい、ということならキャリアアドバイザーが教えてくれ、譲歩するポイントを一緒に検討してくれます。

 

重要なのは本音で話すこと

面談目的の整理と、準備が終わったらいよいよ面談当日です。当日を迎えるにあたり、覚えておいてほしいことがあります。それは

面談では可能な限り本音で話すべき

ということです。

 

冒頭でもご紹介した通り、キャリアアドバイザーはこの面談であなたの情報を得て、それを基にマッチする求人を探します。つまり、ここであなたがキャリアアドバイザーに建前を伝えてしまっては、あなたとキャリアアドバイザーの間に認識や気持ちの溝ができてしまい、サポートの方向性がずれてしまいます。やりがちな失敗例を以下にいくつか列挙します。

 

【転職理由】

キャリアアップだけでなく、体調の問題とか、会社や経営者の方針、待遇などに不満があるとか、家庭の事情とか、人によって事情は様々です。

どんな理由での転職にせよ、キャリアアドバイザーには本当のことを話してください。(実際この程度でキャリアアドバイザーの印象が悪くなったりはしません)

 

気をつけたいのは、人間関係が原因の人です。転職エージェントは、転職者をサポートして入社させても、一定の期間内に当該転職者が退職してしまうと、売上の一部をペナルティとして返還しなければならなくなります。ですから、人間関係が原因で転職する人は警戒される恐れがあります。わざわざ嘘をつく必要はありませんが、人間関係を理由で退職している人は、『次の職場では長く勤めたいんだ』という意思を強く伝えてください。

 

何にせよ、ここでは言いづらい事情もきちんと話しておき、「どう受け答えすれば心象を悪くせず進められるか」という方向で持ちかければ、キャリアアドバイザーは『前向きに転職に取り組もうとしている』と受け取ってくれるでしょう。

【経歴・スキル】

エージェントや企業受けを良くするためにここで全くの嘘や、そこまでいかないまでも誇大広告的なことを言う転職者がいますが、これはNGです。

面談、面接時にも説明に四苦八苦しますし、入社してからあなたが苦労する羽目になります。しかも、あなたが再転職を考えた時、エージェントにはあなたのデータが残っていますので、完璧に辻褄を合わせないと、『前回の転職時と経歴が違うんだけど…』ということにもなりかねません。こうなると、あなたは怪しいリスキーな転職者のレッテルを貼られてしまうので、あくまで正直に話してください。

【現在の年収】

年収を上げたいがために、現在の年収に下駄を履かせる転職者がちらほらいますが、あなたの市場価値に対してあまりに高給だと、求人が見つからないリスクもありますし、面談、面接時に高給であることを不審に思われて突っ込まれるかもしれません。

また、入社後に大抵は前職での源泉徴収票提出を要求されるので、もしバレると気まずい思いをすることになります。まぁ1ミリも下駄を履かせてはいけないとは言いませんが、常識的な範囲にしてください。

【希望年収】

面談の時点で控えめに言う必要はありません。あなたが『この年収が適正だ』と思う金額をストレートに伝えましょう。気が引けるからと低めに言って、転職したは良いが給与が不満…なんてことになったら目も当てられません。

もし、あなたの希望年収が市場の適正相場と乖離しているようなら、キャリアアドバイザーがその旨を教えてくれます。面談の中であなたの方から「この希望年収は適正ですか?」と聞いてもOKです。

【勤務スタイル】

労働時間はどのくらいが良い、休日はどのくらい欲しい、出張の有無等など、勤務スタイルや形態の話って、企業側に『これでよろしく!』と言われると意外に飲んでしまう人が多いようなのですが、希望があるのなら、これも面談の時点でしっかり伝えておくべきです。

例えば、労働時間を短くする目的で転職したのに、転職先でも長時間労働…では転職した意味がありませんよね。譲歩すべき条件があれば、キャリアアドバイザーがその旨教えてくれます。

 

その他気をつけるべきポイント

無断で遅刻、ドタキャンしない

当然の話なんですが、たまにいるそうなんです。キャリアアドバイザーは、『面談に遅刻するということは、本番の面接にも遅刻するのでは?』と考え、重要な顧客企業には紹介しなくなります。当然ですよね。

あなたとキャリアアドバイザーは、あくまで社会人同士、の関係です。良識ある大人の対応を取ってください。

  

本命のエージェントでは短期決戦を狙う

転職エージェントが数多いる転職者へのサポートの優先順位を決める判断軸の一つとして、初回登録日というものがあります。転職エージェントへの初回登録日から遠くなるほど、転職への本気度が低いとみなされ、求人を紹介する優先度が下がっていきます。

ですから、本命のエージェントでは初回登録からあまり日間を置かずに、面談やその後のステップを進めましょう。キャリアアドバイザーとまめに連絡を取るというのも一つのテクニックです。

 

他のエージェントも利用していることを伝える

私個人としては複数のエージェントに同時登録することをおすすめしています。しかし、これはエージェント側から見れば、あなたを他社に取られるかもしれないというリスクがあるということです。ですから、面談の場であなたから、

良い求人が見つかればすぐに転職したいので、複数のエージェントに登録しています。しかし、使える時間が限られているため、面談は御社が初めてです」と言いましょう。

 

『こんなこと言わない方が良いんじゃ?』と思うかもしれませんが、これは【あなた(キャリアアドバイザー)の求人紹介、サポート対応が早ければ御社で決めますが、そうじゃなきゃ他のエージェントで決めますよ】という宣言でもあります。

キャリアアドバイザーからより迅速で良いサポートを引き出せるよう、テクニックとして使ってみてください。

まとめ

いかがでしたか。

転職エージェントでの面談は基本ざっくばらんに話すべきですが、気をつけるべきポイントは上記の通り色々あります。キャリアアドバイザーを味方にし、且つあなたが主導権を握ることができれば、あなたの転職活動は有利に運びます。

是非上記の内容を参考にして、有意義な面談となるよう臨んでください!

 

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